WILDSWANSの直営店がある銀座では満開だった桜の見頃も終わり、昼間は過ごしやすい気候になりました。それでも昼と夜との寒暖差が厳しい日もあり、そんなときはどうしても体調を崩しやすくなります。常に季節を先取りするコンビニや自動販売機のHOTのコーナーが縮小、あるいはCOLDに変更される時期でもありますが、自宅で手軽に温かくおいしい飲み物を欲してしまう今日この頃です。
今回は、こんな時期だからこそおすすめしたい北欧紅茶をご紹介させて頂きます。北欧紅茶は、紅茶文化の存在しなかったスウェーデンの国王がイギリス訪問時に口にした紅茶に感動したことをきっかけとして、数々の有名ティーブランドのブレンドを手掛けていたバーノン・モリス氏を王室専用ブレンダーとして招聘したことから始まります。バーノン氏はストックホルムのセーデルマルム島に「THE TEA CENTRE OF STOCKHOLM」というティーショップをオープンさせると、飽くなき紅茶への探求心と卓越したブレンド技術生かし、世界中から高く評価されるブレンドティーの数々を世に送り出しました。
WILDSWANSの直営店で取り扱うのは、北欧紅茶を代表する2つのブレンドです。どちらも一番小さなサイズ(ミニ缶22g)なので、北欧紅茶を気軽にお楽しみ頂けます。
〇北欧紅茶セーデルブレンド ミニ缶(22g)・・・1,296円(税込)
バーノン氏が手掛ける北欧紅茶の中で最もポピュラーなブレンドです。セイロン紅茶を中心にバラやオレンジピール・マリーゴールド・ヤグルマギクなど鮮やかな自然の花々やフルーツをたっぷりとブレンド。ナチュラルな味わいとほのかに甘い優雅な香りです。ナチュラルな香りとほのかに甘い優雅な香りでリラックス効果が抜群です。ストレートでの召し上がり方がおすすめです。
〇北欧紅茶アールグレイスペシャル ミニ缶(22g)・・・1,296円(税込)
最もポピュラーなフレーバーティの一つであるアールグレイですが、バーノン氏が最高級の天然ベルガモットオイル使用していることから名前に「スペシャル」の文字が加わりました。ホットティーはもちろんのことアイスティーやミルクにも相性が良いブレンドに仕上げています。
2つのフレーバーのおすすめの淹れ方については、過去のNEWS記事から改めてご紹介させて頂きます。是非こちらもご覧くださいませ。
① ポットやカップ等の使う器類は予め湯通しして温めておきます。なおポットは茶葉がジャンピングするよう、保温性の高い陶磁器かガラス製の、できるだけ丸型のタイプが適しています。
②1人前はティースプーン1杯(2.5~3g)に対して沸かしたての熱湯150mlで、水は軟水(水道水でOKです)を使います。
③杯数分の熱湯を入れ、蓋をしてからお好みで2~4分程度ポットの中で茶葉をじっくり蒸らします。この待ち時間が結構重要です。
④ポットの中をスプーンで一回ししてから、茶漉しで漉しながらお茶の濃さが均一になるようカップに注ぎ分けます。
⑤茶葉が開き、濃くなり過ぎるのを防ぐよう温めておいた別のポットに注ぐ「ポット・トゥ・ポット」を行います。ゴールデンドロップと呼ばれる最後の一滴まで注ぎますと、ぐっと風味が引き締まります。
なお茶葉を保管される際は、匂いの強い食品の近くや高温になる場所、また冷蔵庫の中は避けます。また、風味を損なう光や湿気を避ける為に開封後はなるべく密閉度の高い保存容器を使うのもおすすめです。
ご紹介させて頂いております北欧紅茶の2つのフレーバーは、WILDSWANSの直営店である銀座のWILDSWANS support&galleryとWILDSWANS Online Shopで発売しています。味はもちろんのこと香りがとにかく素晴らしい北欧紅茶を是非ご自宅でもお楽しみください。
ちなみに北欧紅茶の発祥の地、スウェーデンには「fika」と呼ばれる文化があります。「fika」とは、家族、友人、職場の仲間と集まって、それぞれ好きな飲み物やお菓子を片手の語り合い、穏やかな時間を過ごすことです。「fika」の時間は、15分~30分程度ですが、限られた時間でも大切な人と過ごす至福の時間は、スウェーデンのみならず、デンマークやノルウェーなど他の北欧諸国にも広がりを見せています。日本でもこの「fika」の文化を体験したい方は、こちらがおすすめです。