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【#0141】ショルダーバッグ・PFEIL(ファイル)について 2

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※こちらは2009年09月に更新されたアーカイブ記事です。
記事内に掲載されているアイテム、及び発売予告などの記述に関しましては過去の記事となりますので現在はお取扱いを行っていなかったり、また既に完売となっているものもございますこと、予めご了承下さいませ。

 

 

丈夫で綺麗めのショルダーバッグ、PFEILについてのご説明、その2です。

 

 

 

 

 ドイツの名タンナーであるペリンガー社のシュリンクカーフをメイン素材として使用しているのですが、その他にも異なる2種類の革を使用しています。

 曲げ伸ばしや摩擦に強いヘビーレタンと呼ばれるスムースの革と、ヌバックと呼ばれる起毛させた手触りの良い革です。この3つの異なる素材の対比は、以前にご紹介したグリザイユ(Grisaille)シリーズの原型となったものです。

 また、PFEILは普通の鞄に比べて少し横長のフォルムが特徴的な鞄です。

 

 

 

 後ろ姿はこんな感じです。シュリンクカーフは体に密着しても色移りの可能性がとても低いのと、体に当たった時の心地良い弾力が魅力です。背面にはポケットがあり、内側中央に付いているマグネットで留めます。ポケットの中は手触りの良いオリジナルのコットン生地です。

 この場所はパスケース、お財布、手帳等、すぐに取り出したい物の収納に便利な部屋です。

 

 

 

 

 角には摩擦に強いスムースの革を当てて補強しています。シュリンク加工を施してある革とスムースの革とのコントラストが大変綺麗です。

 鞄の側面部分はヌバックを使用しています。一般的に革の表面であるギン面を起毛させたものがヌバックと呼ばれるものです。革の裏側にあたるトコ面を起毛させたヴェロアやスウェードと違い、毛足が短く細かいので、ビロードのような気持ちの良い手触りが特徴です。

 

 

 

 

 鞄の側面にあたるこの部分も、光を吸収するマットな質感のヌバックと、光沢のあるスムースの革やシュリンクカーフとの対比がとても格好良いです。ショルダーストラップの先端には菱形のワンポイントの飾りステッチが入っている他・・・

 

 

 

 正面のストラップの先端にもアクセントとして入れてあり、これが結構控えめながら可愛いかったりします。「ただ丈夫なだけ」と言うのもつまらないので、こういうところに少し遊びが入っています。

 鞄を開けるには中央にあるD字の管からこのストラップを抜き取ってフラップを上げます。

 

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