WILDSWANSのトートバッグ、DAPPERについてのご説明です。
かなり大きめサイズです。
※こちらは2009年5月に更新されたアーカイブ記事です。 記事内に掲載されているアイテム、及び発売予告などの記述に関しましては過去の記事となりますので現在はお取扱いを行っていなかったり、また既に完売となっているものもございますこと、予めご了承下さいませ。
WILDSWANSのトートバッグ、DAPPERについてのご説明です。
かなり大きめサイズです。
ビッグ・トートバッグ DAPPER 68250円
【※現在はお取り扱いがございません。】
最近とてもポカポカした陽気が続いていますので、衝動的にフラっと小旅行でも行きたいところです。(新緑が綺麗な季節ですので、車で何処かへドライブに行く夢を見ながら、今ブログを書いています。)
フラっと行くのであれば旅行モード全開ではなく、十分普段使いできる、大きめサイズのトートバッグなどが良いのかなと(自分では)思います。
トートバッグの良いところは、荷物をアレもコレもどさっと詰め込んでザックリ使えるところですが、このバッグはラフな印象にならないので、デニムは勿論、チノパンとジャケットの組み合わせや、スーツにも合わせられる汎用性の高いバッグです。
トートバッグはやはりザックリと使いたいので、耐久性は重要な要素だと思います。本体に使用している革は、ドイツの名タンナーであるぺリンガー社(LUDWIG PERINGER GmbH)のシュリンク・カーフを使用しています。(C.O.U.で承っているベルトのパターンオーダーでもご用意している革です。)
ベルトのパターンオーダーのご説明の時も触れましたが、ぺリンガー社のシュリンク・カーフは「ドイツシュリンク」「シュランケンカーフ」などと呼ばれています。シボが入っていますが型押しの革とは違い、革の表面を縮めてシボを出している為、模様は不規則で味があります。
何と言ってもこの革の特徴は、非常に丈夫なところです。手触りはコシがあって柔らかく、ムニュっとした弾力性があります。皮革の中では傷に大変強いので耐久性があり、水にも強いです。(但し、なるべくでしたら避けて下さい。カビの原因になります。)
現在多くのタンナーが、このシュリンクカーフを模倣した革を作ってはいますが、どれも似て非なるものといった感はあります。この不思議な弾力やコシの強さは、どのタンナーにも真似出来ない何かがあり、ぺリンガー社の奥の深さをとても感じさせる革です。
続きます。