WILDSWANS のRIGIDは機動性と収納力のバランスに優れたミドルサイズの2WAYショルダーバッグです。
外装素材にはドイツ・ぺリンガー社のシュランケンカーフを採用することで丸みを帯びた柔らかなフォルムを形成しています。加えてシュランケンカーフの特筆すべき点としては、非常に美しい発色を讃えながらも耐久性に優れ、傷や曲げ伸ばしに強く、雨など水分に対しても高い耐性を備えていることです。また、皮革製品でありがちな定期的にクリームを塗布するなどの手間のかかるお手入れが基本的に不要です。ブラッシングのみのお手入れを行うことで、いつでも気兼ねなく使用できることもこの皮革の優れたポイントです。
表面にはシボと呼ばれる凹凸がありますが、型押し加工による模様ではないため、よく見るとその大きさはどれも一定ではありません。これは革の表面を収縮させる特殊な薬品によって形成されます。また、シュランケンカーフはクローム鞣しの皮革であることからその美しい発色が永く保たれます。ただし、一般的にエイジングなど変化が起こりにくいと言われるクローム鞣しの皮革にあっても、シュランケンカーフは使用することでその質感がもっちりと変化し、表面にもほのかな光沢が現れるといったユニークな特性があります。世界の大手メゾンでもシュランケンカーフが重宝される理由はこのようなところにあるのかもしれません。そんな世界的にも優れた皮革であるシュランケンカーフを贅沢に使用したRIGIDの細部をご紹介させて頂きます。
〇2WAYショルダーバッグ・RIGID・・・・・72,600円(税込)
サイズ:H16×W30×D7㎝ 重量:約750g
(カラー:画像左からブラック、ネイビー、トープ)
本体正面には大きなフラップがあり、随所に曲線をあしらうことでシンプルでありながらもWILDSWANSらしいデザインに仕上げています。
本体の背面にはマグネット開閉式のポケットがあります。こちらには携帯電話やパスケースの収納に適しています。
本体正面のフラップの中央部には縦に伸びるストラップがあります。こちらをシルバーカラーの金具に通すことでフラップが閉じられる仕様となります。ストラップは留め具で固定しない仕様となりますが、余程激しい動きが加わらない限りフラップが開いてしまうことはなく、仮に開いてしまった場合でもメイン収納部はファスナー開閉式となっているため、メイン収納部に入れた貴重品等が落下してしまうようなことはまずありません。むしろストラップを留め具に固定させないことで、メイン収納部へのアクセスをスピーディーかつスムーズにする利点があります。
フラップを開けるとメイン収納部が現れます。ファスナーはYKKのエクセラを使用しているので開閉がとてもスムーズです。また、メイン収納部の前胴側にはマチなしのポケットを備えています。
ファスナーを開けるとメイン収納部の内部が現れます。こちらの容量は約2ℓとSVELTOやCOLLIERなどのWILDSWANSのショルダーバッグの中では比較的大きく、様々な荷物を収納することが可能です。
実際にスタッフが荷物を入れてみると上の画像のような状態となります。長財布、ポーチ、パスケース、手帳、筆記用具まで、少し荷物が多い時でもこれだけの容量があるとRIGIDを使用するシーンも一段と広がりますね。
こちらの内装素材はWILDSWANSのオリジナルコットンを採用しています。また、背胴側にはブランドロゴが付いたインナーポケットも装備していますので、少し小さなアイテムを仕分けて収納するのに便利です。
ショルダーストラップは混合鞣しの国産牛革とコットンを合わせて製作しています。幅3.7㎝のストラップは体に掛かる重荷の負担を軽減し、安定した持ち運びを実現します。
2WAYショルダーバッグのRIGIDには文字通り2通りの使い方があります。一つは肩掛け、たすき掛けのように肩に掛けて使用する方法。
もう一つは腰に巻きつけてウエストバッグのように使う方法です。
ウエストバッグのように使用する場合にはショルダーストラップの長さを調節する必要があります。調節方法は本体を背面にしてストラップに付属した可動式パーツのホックを外してシルバーカラーのバックルを外します。
次にホックが付いたパーツを本体の左側に移動し・・・
解除したシルバーカラーのバックルは本体の右側に移動させます。
シルバーカラーのバックルは本体右側の接続パーツである金具に通し、ストラップを重ねるように折り畳むことで、ウエストバッグにちょうど良い程度の長さになります。この状態で腰に巻き付けるとウエストバッグ仕様になります。
十分な容量と機動性を兼ね備えた2WAYショルダーバッグ・RIGIDはWILDSWANS の直営店であるC.O.U.銀座店、C.O.U.京都店、WILDSWANS Online Shopで取り扱いしております。
是非店頭でもご覧くださいませ。