※こちらは2016年1月に更新された過去のブログ記事です。
記事内に掲載されているアイテム、及び発売予告などの記述に関しましては過去の記事となりますので 現在はお取扱いを行っていなかったり、また既に完売となっているものもございますこと、予めご了承下さいませ。
ファスナーの仕様変更についてお知らせいたします。
WalkersシリーズはWILDSWANS(ワイルドスワンズ)と革小物・鞄ブランド”CORBO”(コルボ)のチーフデザイナー・クリエイティブディレクターである古瀬聡氏(Satoru Furuse)のコラボレーション企画として、今から約2年前に誕生致しました。
今回、WalkersシリーズのラウンドファスナータイプモデルであるKF-001とKF-002のファスナーについて、デザイナーの意向により仕様変更が行われることとなりました。 この仕様変更については2016年1月以降の生産分から適用されます。
また、仕様の変更点について以下に詳しくご説明をさせて頂きます。
【仕様変更の対象モデル】
WalkersシリーズのKF-001、KF-002の2種のモデル
※今後如何なる素材で上記2種のモデルを製作した場合でも、変更後の仕様が適用されます。 また、パターンオーダーにつきましては変更後の仕様にてお承りをしております。
【仕様変更に際しての価格の変更】
価格の変更は発生致しません。
【仕様変更の箇所】
KF-001、KF-002共に外装のインジェクションファスナー、内装のエクセラファスナーの2箇所のファスナーが変更になります。
【変更内容】
外装:YKK社インジェクションファスナーからriri社TOP(トップ)ファスナーへ変更
上部の画像は従来のYKKのインジェクションファスナーです。
そしてこちらが今後使用されるriri社のTOP(トップ)ファスナーです。
ファスナーの形状についてはどちらもエレメント(務歯)の端にヒレのような突起があり、スライダーがこの上を通ることで台布の摩耗を抑える形状になっています。
両社異なる素材を使用しており仕上げの方法も異なるため、インジェクションファスナーはややマットで黒味掛かった見た目であるのに対し、TOPファスナーは光沢の強い、シルバー色に近い色味となっています。
また、新たなTOPファスナーの引手はriri社のオリジナルの引手を採用しています。
従来の引手とは異なりWILDSWANSのロゴは刻印されておりませんが、がっしりと頑強で操作性の高い引手が採用されています。
内装:YKK社エクセラファスナーからriri社SIMMETRICA(シンメトリカ)ファスナーへ変更
これまで内装に使用されていたエクセラファスナーです。
こちらが新たに採用されるSIMMETRICA(シンメトリカ)ファスナーです。
シンメトリカファスナーもエクセラファスナー同様に務歯1つ1つを丁寧に磨き上げて作られており、非常に精密且つ頑丈な作りでスムーズな引き心地が特徴です。
そしてこちらの引手もWILDSWANSのロゴが無いものに変更となりました。
内装の新しい引手は裏側に爪状の突起が設けられており、引手を倒した状態で固定することが出来ます。
この機能により内装の引手が動き回ることなく、内側から外装のファスナーに引っかかってしまうといったトラブルを軽減致します。
なお引手を立たせた状態では外側のファスナーと干渉してしまいますので、お財布を閉じる際は必ず引手を内向きに寝かせてから外側のファスナーを引いてご使用くださいませ。
また最後になりましたが、この度の仕様変更の新バージョン及びインジェクションファスナーを用いた前バージョンのKF-001、KF-002のファスナー交換修理が発生した場合、riri社製ファスナーにて交換修理をさせて頂きますので、どうぞご了承くださいませ。
以上、今月末から実施を予定しているWalkersシリーズのKF-001、KF-002のファスナー仕様変更についてご説明をさせて頂きました。
高い耐久性とメカニカルな機構はそのままに、より滑らかな引き心地となりましたので、どうぞご理解くださいますようお願い申し上げます。