神戸の鞄屋さんル・ボナーを代表するショルダーバッグのMB-パパスショルダーが入荷致しました。
〇MB-パパスショルダー・・・・・66,000円(税込)
カラー:※画像左奥から タバコ、コニャック、グリージオ、オルテンシア
メイン素材のイタリア・バダラッシーカルロ社の銘革、ミネルバボックスはしなやかでしっとりした独特の質感です。
クローム鞣し全盛の現代においても伝統的な製法を継承して多くの工程が手作業で作られるミネルバボックスはタンニンで鞣された後に牛脚油を皮革内部にたっぷりと浸透させることにより、使用して比較的短い期間で色が深まり、ギラギラとした光沢が現われます。
このエイジングこそがミネルバボックスの大きな特徴の一つで世界中の革好きの方々を虜にしています。
実際にどのようなエイジングを遂げるのか上の画像のサンプルをご覧ください。
画像左が使用前、右はスタッフが約半年使用したMB-パパスショルダーのタバコです。
こちらも左が未使用、右側が半年使用の鞄背面の画像です。
身体に擦れる部分の光沢が特に早く上がりますがこちらは全体的にかなり強い光沢が確認できます。
お使い始めのころは摩擦、水濡れにより移染が起こりますので特に明るい色味のお召し物と合わせる際は注意が必要です。
半年程使用したMB-パパスショルダーのタバコをモデルが斜め掛けにした画像です。
革が馴染み、艶が全体に出ることでかなり永い間使用したようなヴィンテージ感溢れる風合いとなります。
ちなみにこちらの記事のトップの画像は未使用の同じMB-パパスショルダーのタバコですが同じ鞄とは思えない程全く別の雰囲気があります。
またお使い始めの頃と比べて革の質感はより柔軟になりますがコシ感は抜けないためミネルバボックスの高い耐久性が落ちるといったことはありません。
こちらは同じミネルバボックスのコニャックを1年程度使用したサンプルです。
左が使用前、右が使用後となります。
先程ご紹介したタバコでも十分に色の深まりを確認できましたが少し明るいトーンのコニャックは色の深まり具合がより顕著に現れています。
またミネルバボックスはシボ加工が施されており表面にはランダムな凹凸があります。
型押しでできる均一な凹凸とは異なり一つ一つに個性があるのもこの革の魅力です。
加えてかなり多くの油分を含むミネルバボックスは使用していく過程で付いたキズも比較的浅いものであれば少し強めにブラッシングをすることで皮革内部の油分が移動し目立たなくなるケースもあります。
続いてMB-パパスショルダーの詳細な仕様をご案内致します。
まず外装のポケットはホックとファスナーで開閉する仕様でデザインとしてはパパスショルダーの顔を形成するとても重要なパーツとなります。
マチはありませんがスマートフォン程度の厚みのアイテムでしたら余裕をもって収納することができます。
メイン収納部もファスナー開閉式で内装にはピッグシルキーというベルベットのような上品な手触りが特徴の豚革のスエードをあしらっています。
また十分な容量を備えていることから、デイリーユースは勿論のこと1泊程度の旅行にもお使い頂けます。
ストラップは表に本体と同じミネルバボックスと内側に生地のテープを組み合わせています。
長さの調節が可能なことに加えて幅が5㎝あるため長時間肩掛けした場合でも疲労を感じにくい仕様となっております。
ダイナミックなエイジングを遂げるミネルバボックスを用いたMB-パパスショルダーはC.O.U.銀座店、C.O.U.京都店、WILDSWANSオンラインショップにてご用意をしております。
店舗によりカラーの展開が異なりますので気になるカラーがございましたらお気軽に各店舗までお問い合わせ下さいませ。
皆様のご来店を心よりお祈り申し上げます。