WILDSWANSでは様々な皮革を使用して、オリジナルレザーアイテムの製作を行っています。
【WILDSWANSが製作に使用する4つの皮革】
今回のNEWSではWILDSWANSでも特にお馴染みとなる次の4つの皮革について、それぞれの共通点や相違点などを比較しながらご案内させて頂きます。
【4つの皮革の共通点】
・曲げ伸ばし、引き裂きに強く、皮革としての基本的な耐久性が高い。
・各皮革の強度についての優劣はない。
・使用することで艶が出る、色が変化するといったエイジングを遂げる。
・汚れ、水、湿気、汗に弱い。
・天然皮革のため原皮由来(または皮革製造段階)で生じたキズ、シミ、シワ、血筋、色の濃淡がある。
【原材料となる動物の種類の違い】
サドルプルアップ、フルグレインブライドルレザー・・・牛革
シェルコードバン・・・馬革
クロコダイル・・・ワニ革
【皮革の質感の違い】
手触りなど質感の違いもあるものの、より分かりやすいところではハリ感の強さが異なり、全般的にハリ感の強さの序列は次のようになります。
サドルプルアップ>フルグレインブライドルレザー>シェルコードバン>クロコダイル
ただし、ハリ感の強さ=耐久性の高さではありません。また、個体差によりハリ感の強さが異なりますので、必ず上記の序列とならない可能性もあります。さらに皮革の厚みは、皮革ごと、または同じ皮革でも個体差があります。
【エイジング】
ご紹介した4つの皮革の魅力は耐久性のとどまらず、そのエイジングにも注目して頂きたいと思います。上の画像では皮革ごとにエイジングサンプルをご用意しましたので、上から順番にご紹介させて頂きます。
・サドルプルアップ
カラーはチョコ。アイテムは二つ折り財布・GROUNDER。こちらの使用年数は約18年です。
・フルグレインブライドルレザー
カラーはダークステイン。アイテムはミニ財布・PALM。こちらの使用年数は約3年です。
・シェルコードバン
カラーはブラック。アイテムは大型長財布・WAVE。こちらの使用年数は約2年です。
・クロコダイル
カラーはブラック。アイテムはキーケース・CLIPPERⅡ。こちらの使用年数は約5年です。
【まとめ】
いかがでしょうか。WILDSWANSで製作に使用する主要な皮革についてご案内させて頂きました。
各皮革ごとにオンラインショップの製品ページリンクをつけておりますので、気になる皮革がございましたら次のリンクからご覧ください。
また、オンラインショップと実店舗であるWILDSWANS銀座店の在庫管理は異なりますので、オンラインショップに在庫のご用意がない製品がWILDSWANS銀座店にご用意があるケースもございます(逆に銀座店に在庫が無い場所でもオンラインショップに在庫があるケースもあります。)。また、対象の製品がどちらの店舗でも品切れの場合は、オンラインショップの製品ページ内の入荷案内フォームへのリンクまたはWILDSWANS銀座店の店頭などでも入荷案内を承ります。(WILDSWANS銀座店の在庫のお問い合わせはこちらのインスタグラムのDMよりお願い致します。)