ユニークな構造が特徴的な大人気ミニウォレットをご紹介します。
【目次】
・サドルプルアップについて
・CASAの構造について
・他のミニ財布との比較
・CASAまとめ
・サドルプルアップについて
メイン素材となるサドルプルアップはベルギーのマシュア社が手掛ける上質な牛革です。マシュア社は1873年創業の歴史あるタンナーで、現代では貴重なタンニン鞣し皮革を創業から一貫して作り続けることで知られています。サドルプルアップは堅牢性・耐久性に優れており、また一般的なタンニン鞣しの皮革に比べてオイル分を多く含んでいることが特徴です。WILDSWANSではブランド設立の1998年からずっとこちらの革を用いて製品を製作してきました。使い込む程に皮革表面には力強い光沢があらわれ、たくましく美しい経年変化を遂げてまいります。
〇ミニ財布・SADDLE PULL UP / CASA（カーサ）・・・42,900円（税込）
COLOR:BLACK、CHOCOLATE、NATURAL
・CASAの構造について
CASAは数あるWILDSWANS製品の中でもトップクラスの人気を誇るミニウォレットです。初登場は2021年と比較的新しく、外装の表部分は上から下にかけてシェイプさせたすっきりとしたデザインです。パーツの裁断にもこだわり、フラップが指に掛かりやすく、開ける動作がスムーズになるように設計されています。背面にはカードポケットが設けられ、使用頻度の高いIC機能付きのカードなどを収めることができます。
コインケースにはホック付きのフラップが付きます。1点で留められたホックを解除することでコインケースの内部にアクセスすると同時に、このフラップそのものが内部を分ける仕切りの役割を果たします。もちろん、手前側のスペースには小銭を収めることが可能です。さらに、このフラップを手前に引くと背面側のスペースがあらわれ、カード類をまとめて収納することができるようになります。この構造こそCASAの最大の特徴であり、これによって一般的なミニ財布とは一線を画す収納力を実現しています。また札室は1万円札を余裕をもって出し入れできるように設計され、快適な使い心地を叶えています。
※コインケース上部にあるブランドのロゴが刻印されたパーツは収納部ではないため、何も収納しないようお願いいたします。
・他のミニ財布との比較
続いて他のミニ財布と比べてみましょう。上の画像の左からkf-003、CASA、PALM-V2の順番で並べています。外観の表側については3型とも同じような形状ですが、CASA、PALM-V2にはカードポケットが設けられています。
【サイズと重量】
※こちらはサドルプルアップで計測していますが、個体差により数値が異なる場合があります。
kf-003・・・H88×W108×D30mm 114g
CASA・・・H88×W105×D33mm 114g
PALM-V2・・・H86×W100×D33mm 104g
先ほどと同様、上の画像では左からkf-003、CASA、PALM-V2の順番で並べています。内装については3型ともコインケースの位置は同じですが、PALM-V2のみコインケースに専用のフラップが付属しません。収納量については大きいものからCASA、PALM-V2、kf-003の順番です。コインと紙幣の収納量に差はありませんが、カードにおいてはCASAが他の2型よりも多く収納することができます。いずれもポケットに収まるような小さなサイズですが、収納力を求めるのであればCASAがおすすめです。
【各モデルの目安収納量（各単位は枚数）】
・CASAまとめ
コインケースに大胆な仕掛けを持ち、見た目以上の収納力を秘めた大人気ミニウォレット・CASAのご紹介でした。コンパクトなサイズ、スムーズな使用感、頼もしい収納力をすべて兼ね備えたCASAは、現在WILDSWANSの直営店であるWILDSWANS銀座店とWILDSWANS Online Shopで販売中です。
