新型トートバッグ・Barrel Toteについてのお話 2

これまで受注生産という形で製作を行っておりましたバレルトートについて、この度在庫をご用意しての通常販売を開始致します。

【目次】

・Barrel Tote（バレルトート）について

・限定仕様のBarrel Toteについて

・取扱店舗について

・Barrel Tote（バレルトート）について

バレルトートは世界中に顧客を抱える靴職人の福田洋平氏（YOHEI FUKUDA）とのコラボレーション企画として、今年誕生したばかりの新型トートバッグです。

「上質な道具」をコンセプトに掲げ、福田氏の理想をWILDSWANSの職人が形にした渾身のアイテム、詳細につきましてはこちらでもご紹介しておりますので、是非ご覧下さい。

福田氏の英国での修業時代、氏が使用していたのは英国では普遍的な形状・サイズ感の生地製のトートバッグであったそうです。簡素な作りながら頑強で使いやすい、このオーソドックスなバッグに選び抜いた素材や精巧な作りを加味することで、シンプル且つ上質、あらゆるシーンに溶け込みつつ道具としての役割を果たすアイテムへ昇華させたのがこのバレルトートです。

トートバッグ・Barrel Tote(バレルトート)・・・385,000円（税込）

※定番モデルとして、完売後には入荷案内を承ります。

【素材】

外装：テア/ブラック+フルグレインブライドル/ブラック

内装：ダービー/グラファイト

ホック・ファスナー/シルバー

【サイズ】

H590ｍm(ハンドル、底鋲含む)×W380mm×D150mm

※皮革のハリ感などに個体差があり、各サイズに多少の誤差が生じる可能性がございます。

重量：約1500g

外装のメイン素材にはフランス・アーナル社（Tannerie Arnal S.A.S.）の皮革、テアを用いています。鞍のシートに使用されるような摩擦に強い皮革で、それを感じさせないようなしなやかでしっとりとした手触りも特徴です。

このテアとフルグレインブライドルレザー、そして内装に使用されるフランス・アース社(Tanneries HAAS)の堅牢な型押し革、ダービーを貼り合わせた3層構造の革の合板パーツをボディに使用することで堅牢さや高い耐久性を得ています。

もちろん単に質の良い素材を切って貼ったようなものでは無く、合板パーツ同士をつなぎ合わせる特殊な技法であったり、部位によっては8mmに達する分厚いパーツの集まりを細かなピッチで縫い上げたり、異なる種類の皮革が重ねられたコバを磨き上げたり等々、高度な技術を駆使して丹念に製作されており、それぞれのパーツが作品として成立するような完成度の高さが特長です。

時に素材や技法に拘り過ぎた製品が結果実用性に欠けてしまうといったケースもありますが、バレルトートはスマートでシンプルなデザインの中にze素材や技術を調和させているため、オン・オフ問わず幅広いシーンでご使用頂ける実用性の高さを備えています。それは福田氏が靴作りにおいて追及する「最高の普通」という哲学であったり、「上質な道具」というコンセプトがバレルトートに宿っていることに他なりません。

今後定番品として販売されるバレルトート、仕様は外装に使用されるテア、フルグレンブライドルレザーは共にブラック、内装のダービーはグラファイトというカラーを使用した汎用性の高い組み合わせです。

そして今回限定仕様のバレルトートも入荷致しました。