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トートバッグ・SADDLE PULL UP / DRUCKER(ドラッカー)についてのお話

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定番のトートバッグが約1年半振りに入荷しました。

 

【もくじ】

・サドルプルアップDRUCKERについて

・DRUCKERの外装について

・DRUCKERの内装について

・DRUCKERのまとめ

 

 

【サドルプルアップDRUCKERについて】

〇トートバッグ・SADDLE PULL UP / DRUCKER (ドラッカー)・・・132,000円(税込)

COLOR:BLACK、CHOCOLATE

SIZE: H 32(ハンドル含む場合はH 54)x W 50 x D 15.5cm

重量:約1.7kg

今回ご紹介するのはベルギー・マシュア社の牛革のサドルプルアップをメイン素材に使用したDRUCKERです。サドルプルアップと言えばWILDSWANSを代表する皮革でブランド設立当初からずっと歩みを共にしきました。昨今は供給が極端に不安定となった時期もありましたが、こうして何とか製作にこぎ着けています。WILDSWANSでサドルプルアップ製の財布や革小物をご覧なったお客様が多いと思いますが、DRUCKERのような大型のバッグは皮革の使用する面積もそれだけ大きくなることから、その製作は1年に一度あるかどうかというところです。厳選されたヨーロッパの良質な原皮から作られるサドルプルアップは、牛革の中でもトップクラスの高い繊維密度があり、非常にハリ感の強い皮革です。皮革となった段階から一定の艶が見られますが、使用することでこの艶はさらに濃度を増してさらに美しく輝きます。実際のエイジングサンプルを上の画像の3枚目で掲載しています。サドルプルアップ/チョコのDRUCKERは約3年の使用を経てラギットな風合いに変化しています。エイジングによって表れる艶は植物原料を由来とするタンニン鞣しの皮革で顕著に見られる特性です。また、上の画像の4枚目では画像左に使用後3年、画像右に使用前のサドルプルアップ/チョコのDRUCKERを並べて撮影しました。サドルプルアップがすごいのは数年の使用を経ても、使用当初のハリ感が一定程度残る点にもあります。一般的な牛革ですと、革が馴染むことで極端に柔らかくなることが珍しくありません。サドルプルアップも使用する一定の馴染みが出ますし、そもそも天然の牛革のため皮革となった時点での個体差もあるので一概には言えませんが、多くの牛革と比べるとそのハリ感の強さには目を見張るモノがあります。質実剛健なサドルプルアップ製のDRUCKER。続いては仕様についてご紹介します。

 

 

【DRUCKERの外装について】

続いてDRUCKERの基本的な仕様についてご説明させて頂きます。いくつかのパーツに分かれていますが、本体の外装は大きく皮革を裁断したパーツを大胆に組み合わせています。ハンドルは男性でも余裕を持って肩掛けができるサイズに設定しています。デザイン的なアクセントにもなっているハンドル根革部分の金具はネジで留める構造になっています。新品時はかなりきつくネジを締めていますが、使用していくとネジに緩みが出る場合があるので、思わぬネジの落下を防ぐためにも少なくとも半年から1年に一度程度はマイナスドライバーを用いてネジの緩みがないか確認して頂くことをお勧めします。ハンドルと本体を繋ぐ根革部分は本体で使用するメイン素材のサドルプルアップを複数枚重ねて組み上げたパーツですが、沢山の荷物を収納しても問題が生じないようにがっしりと作られるています。また、DRUCKERの顔を形作る重要なパーツの一つです。この2つの根革の間には大変強力なホックが取り付けられています。次に本体の両サイドにはベルトが付属されます。通常こちらのベルトを締めた状態で使用しますが、ベルトを締めることで本体の側面に窪みが生まれる他、正面から見た時にもスタイリッシュな出で立ちとなります。なお、荷物が多い時や大きなものを収納する際はこちらのベルトを解除して使用することも可能です。また、ベルトにはそれぞれWILDSWANSオリジナルの金具が付属しますが、こちらの金具とベルトが見える面がDRUCKERの正面となります。本体の下部には安定性と強度に寄与する当て革をくるっと一周分巻いています。こちらは「はかま」と呼ばれる熟練した職人のみが成せる特殊な製法です。そして、底面にも本体と同じ素材の皮革パーツを組み合わせています。こちらには5つの底鋲(そこびょう)をあしらい、床や地面に皮革が直接触れないような仕様に仕上げています。こうして本体下部にもおいても頑強に製作されたDRUCKERは、しっかりと自立をします(ご使用環境などにより使用していくと自立しなくなるケースもございます。)。ハンドルも立てて保管ができるので、出かける時にサッと持ち運べる形状で保管できるのはうれしいポイントです。

 

 

【DRUCKERの内装について】

内装にはWILDSWANSのオリジナルコットンをあしらっています。WILDSWANSのロゴが刻印されたタグ配置された面には、ファスナー開閉式のインナーポケットが付属されています。こちらの反対側には2部屋に分かれたオープンポケットを配置しています。メイン収納部の大部分はザクザクとものを収納するに便利なスペースですが、細々したものがスッキリと収納できるようなインナーポケットにより、実用性が一段と高まります。

 

 

【DRUCKERのまとめ】

いかがでしょうか。久しぶりの製作となった定番のトートバッグのご紹介でした。エイジングも楽しめるワイルドな風貌が特徴のサドルプルアップDRUCKERは、現在WILDSWANSの直営店である銀座のWILDSWANS support&galleryとWILDSWANS Online Shopで販売中です。是非店頭でもご覧ください。

 

 

 

 

 

 

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