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新しくなった2WAYショルダーバッグ・SHRUNKEN CALF RIGID(リジッド)についてのお話

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機能性抜群の2WAYショルダーバッグが入荷いたしました。

2WAYショルダーバッグ・RIGIDはショルダーストラップをアジャストすることで、2つの着用方法を切り替えることができる鞄です。着脱のしやすさや収納の利便性を追求し、なおかつカジュアルになりすぎない品性も兼ね備えた、大人の男性にこそ使ってほしいショルダーバッグです。WILDSWANSの鞄の中でも手頃な大きさと優れた使用感が人気を呼び、長らく全カラーの欠品が続いておりました。そんなRIGIDが、今回仕様をアップデートして再入荷いたしました。

 

このRIGIDのメイン素材となるシュランケンカーフについて、今一度ご紹介いたします。ドイツを代表する老舗タンナー・ぺリンガー社はおよそ160年にわたって皮革の製造を続け、伝統的な技術と経験をもって常に安定した最高品質の革を供給してきました。ヨーロッパでは環境問題への取り組みとして皮革製造における課題も数多く指摘されましたが、ぺリンガー社は排水処理施設やゴミ焼却施設にも多額の費用をかけ、環境に配慮した生産を行っています。皮革を取り巻く環境にも投資を惜しまず、そうして出来上がった皮革は皮革産業の中心地であるヨーロッパにおいてもトップクラスの品質のカーフレザーとして知られ、ぺリンガー社を代表するシュランケンカーフは世界屈指の大手メゾンでも重点的に取引が行われています。

 

なんといっても特徴的なのは全面に広がるシボ模様です。特殊な薬剤を使用したシュリンク加工を施しているため、型押し加工にはない不規則で自然な模様があらわれています。この加工で柔軟性が増すことで曲げ伸ばしにも傷にも強くなり、さらにはクロム鞣しゆえの耐水性も備え、カーフレザーとしてずば抜けた耐久性をもった皮革となっています。それほど機能的でありながら皮革そのものは非常に軽く、発色は美しく、全方向の要素を満たした高級カーフレザーであることがひしひしと伝わってきます。一度使えば、某メゾンで根強く愛されていることがすぐに実感できる銘革です。

 

製造業を中心とした産業が栄えた風土ゆえか、ドイツ人は職人気質だと表現されるのをよく耳にしますが、シュランケンカーフはまさにこの”本質的な品質を追及する気質”によって生まれた皮革であると言えるでしょう。機能面はもとより、経年によってしっとりとした光沢を帯び、もっちりと肌に吸いつくような質感に変わっていく外観の美しさも魅力の一つです。極めつけは、ここまで多くの特徴を持ちながらメンテナンスはブラッシング程度で済む扱いやすさ。どこをとっても非の打ち所がない皮革といっても過言ではありません。

 

これまで革小物としても鞄としても登場してきたシュランケンカーフは、WILDSWANSにとってもなくてはならない特別な皮革の一つです。そして数ある鞄製品の中でも人気のモデル・RIGIDが、これまで以上にたっぷりとシュランケンカーフを使用した贅沢な仕様となって登場します。

 

〇2WAYショルダーバッグ・SHURUNKEN CALF / RIGID(リジッド)・・・・・93,500円(税込)

サイズ:H16×W30×D7㎝ 重量:約750g

カラー:ブラック、ネイビー

※旧仕様のRIGIDは廃番となります。

※皮革の供給の兼ね合いから今回発売する新RIGIDの次回生産は未定となり、当面の間は入荷案内の対象外アイテムとなります。

 

これまでは鞄本体にのみシュランケンカーフを使用し、ショルダーストラップは国産牛革にて製作していましたが、今回入荷したRIGIDは本体・ショルダーストラップ共にシュランケンカーフで製作した仕様となります。

 

ショルダーストラップ以外に仕様の変更はございませんが、RIGIDの構造について改めてご紹介します。ふっくらとしたフォルムは丸みを帯び、WILDSWANSらしいディテールが見て取れます。背面にはマグネットボタン付きの収納スペースを設けており、スマートフォンのような頻繁に取り出す物をしまっておくのに便利です。

 

フラップは中央の金具に帯状のストラップを差し込むことで留まっています。片手でもスムーズに、かつスピーディーに開閉できる、デイリーユースを想定した構造になっています。メイン収納部はYKK社のエクセラファスナーでしっかりと閉じられており、その手前の前胴部分にはマチ無しのポケットを設けています。背面にも前胴側にも簡易的なポケットを設けているため、収納の手軽さが格段に上がります。小さいアイテムであれば、開閉から出し入れまで片手で済ませることができそうです。

 

 

メイン収納部はしっかりと空間が確保されています。インナーポケットを設けていますので、小さい物でも鞄の中で見失わずに済みそうです。RIGIDはスペースを無駄にせず細部にポケットを備えているため、何かと出し入れしやすい構造となっています。また内装の素材には丈夫で高級感のあるWILDSWANS のオリジナルコットンを使用しており、コットン部分だけ引き出せるように縫製されているためブラッシングで手軽に掃除ができます。これも、デイリーユースを考慮した上での設計です。

 

ペットボトル飲料、長財布、折りたたみ傘など、入ると嬉しい物が一通り収まりました。最近は気温も下がってお出かけ日和が続きますが、そんな時はできるだけ身軽に出歩きたいものです。サコッシュバッグだと入りきらないけれども、かと言ってリュックやトートバッグを使うほどでは・・・といった場面も多いのではないでしょうか。RIGIDの使い勝手の良さは、日常のさまざまな場面で重宝します。

 

新たにシュランケンカーフ製となったショルダーストラップは、2通りの使い方があります。一つはたすき掛けのように肩に掛けてショルダーバッグとして使用する方法、もう一つは腰に巻きつけてウエストバッグのように使う方法です。ショルダーストラップは約3.7㎝と安心感のある幅で、どちらの着用方法でも体に掛かる重荷の負担を軽減し、安定した持ち運びを実現します。

 

ショルダーストラップにはバックルが付いており、ウエストバッグのように使用する場合には、体に巻き付けた状態でカチッとはめることだけで容易に着脱ができます。下記の方法でショルダーストラップの長さを短く調節してお使いください。

 

①本体を背面にしてストラップに付属したサル革パーツのホックを外し、シルバーカラーのリングを外します。

 

②サル革パーツを本体の左側に移動させます。

 

③ ①で解除したシルバーカラーのリングを本体の右側に移動させ、本体に付いたバックルに通します。ショルダーストラップが重なるように折り畳まれます。

 

いかがでしたでしょうか。過ごしやすくなったこの時期にぴったりのショルダーバッグ・RIGID(リジッド)のご紹介でした。

こちらのアイテムは現在WILDSWANSの直営店であるWILDSWANS support&galleryとWILDSWANS Online Shopにて販売中です。 実店舗のWILDSWANS support&galleryでは実物をご覧いただけますので、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りくださいませ。

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