神戸のかばん屋さん、ル・ボナーよりパパスショルダーが入荷して参りました。
パパスショルダーはル・ボナーを代表するショルダーバッグで、元々はル・ボナーのご主人がご自身で使用されるために開発されました。そこから細かなブラッシュアップを加えながら20数年が経った現在も多くの人々に愛され続けています。 今回少量ではありますがこのパパスショルダーが入荷して参りました。
ショルダーバッグ・ミネルバボックス製パパスショルダー・・・88,000円(税込)
カラー: タバコ
ショルダーバッグ・シュランケンカーフ製パパスショルダー・・・99,000円(税込)
カラー:ネイビー、アントラジス
シンプルなデザインによって皮革の色味や質感といった個性が際立ちます。
機能的であることに加えて体にフィットする快適さや確かな素材、設計に安心感を感じられるような、使う程に愛着の湧くアイテムです。
ショルダーストラップは幅5cm程と広めで荷物が重くなっても肩に食い込まず、ベルトの片面には本体と同じ皮革を使用した高級感のある仕様です。バックルによってストラップ長は無段階調節が可能なため、幅広い方にお使い頂くことが出来ます。 肩に当たる部分には生地テープを用いることで滑り止めと汗や強い摩擦による移染の防止の役割を果たしています。
本体の正面にはフラップが付属し、開くとファスナー式の横長のポケットが現れます。 フラップとポケット内部に何気なくあしらわれているのは生地ではなくピッグスエード(起毛させた豚革)です。つまり外装、内装に皮革を使用したフルレザー仕様という、なんとも豪華な作りになっています。
こちらは本体上部のメイン収納部です。収納部は仕切りの無い1室構造でA4サイズのファイルなども収めて頂けます。 先程のポケットと同様に、メイン収納部の全体から内装ポケットに至るまでも全てピッグスエードが使用されています。
メイン収納部の両端にはそれぞれ形の異なるポケットが付属します。 こちら側はH12㎝×W24㎝のマチなしのポケットで、口元はファスナー式のために貴重品の収納にも適しています。
反対側にはH16㎝×W17㎝のマチなしポケットが2連で取り付けられています。 マチなしの構造ではあるものの、ピッグスエードはしなやかなために多少厚みのある物でもこのポケットに収納することが出来ます。
ここまでご紹介を致しましたような機能に加え、素材感や経年変化といった革ならではの愉しみ方も醍醐味の1つです。
品の良い発色はそのままに、もっちりと体に密着するような質感に変化していくシュランケンカーフ、またミネルバボックスは対照的に短期間ではっきりと分かるような色味や光沢の変化が特徴です。
画像の2点は同じミネルバボックスのタバコカラーを使用したパパスショルダーですが、スタッフが使用している左側は色味が深まり、また全体に光沢を帯びることでアンティーク感や迫力に満ちた佇まいへと変化しています。
如何でしたでしょうか。
今回ご紹介致しましたル・ボナーのパパスショルダーはWILDSWANS support&gallery、WILDSWANS Online Shopにて発売中です。 興味をお持ち頂けましたら、是非ご覧下さいませ。