WILDSWANSから新型のカードケースが登場します。
〇マルチカードケース・シェルコードバンARTHUR(アーサー)・・・38,500円(税込)
カラー:#8(ダークバーガンディ)
※ARTHURはシェルコードバンのブラックや他素材での展開も検討していますが、展開時期は未定となります。このため、発売前の#8以外の素材、カラーの入荷案内は承りできません。
外装に使用されたシェルコードバンは、アメリカ・ホーウィン社を代表するレザーです。昔から有名高級紳士靴にも採用されており、その耐久性、品質はまさに折り紙つきです。
シェルコードバンは、そのエイジングにも関心が集まるレザーです。上の画像をご覧ください。画像左が今回シェルコードバン/#8のARTHUR、画像右が同じくシェルコードバン/#8の多機能コインケース・TONGUE(タング)です。シェルコードバンというレザーは、ロット差が大きいので色合いにも濃淡の違いがありますが、注目して頂きたいのはその艶感です。使用前に比べると明らかに光沢が増しています。
ARTHUR本体の仕様に話を戻しましょう。ご覧のように背面はポケットなどがありませんが、その分シンプルなディテールが強調されます。大きさとしては、先ほど比較画像で登場したWILDSWANSの多機能コインケース・TONGUE(タング)と同程度のサイズです。非常にコンパクトで手のひらに気持ちよく収まります。
こちらは側面です。手のひらサイズのARTHURですが、マチ部分には十分なゆとりがあります。そして、職人が1点ずつ磨き上げた美しいコバの仕上げも確認できます。
WILDSWANSのカードケースでは定番のGENERALも展開していますが、二つの大きな違いとしては、フラップのホックの有無になります。GENERALはホックなどの金具を使用しないため、使用からしばらくの間は革の反発力でどうしてもフラップが開いた状態になります。もちろん使用していく過程で革が馴染み、少しずつフラップが閉じるようになりますので、革ならではの質感を存分に堪能できるアイテムと言えるでしょう。
一方ARTHURのフラップには、1点のホックが装備されます。ホックを付けることにより、使用当初からフラップが閉じる、スッキリとした状態で持ち運びができる点がARTHURの大きな特徴です。
ホックを外すとフラップの裏側にWILDSWANSのロゴが刻印されています。また、マチ裏と以外の内装部には、イングリッシュブライドルレザーのダークブラウンを組み合わせています。
外装に用いたシェルコードバンは収納部の前身まで切れ目なく続いています。コンパクトなアイテムですが、こうして見ると素材を贅沢に使用していることが分かります。
こちらがメイン収納部です。大きく開くので中身が見やすく、取り出しやすさも意識して設計しています。マチは他のWILDSWANS製品で見られないような特殊な形状です。
ARTHURに名刺やカードを実際に収納してみました。なお、収納スペースの兼ね合いから、名刺やカードは本体の背胴側のみ収納します。紙の名刺では30枚収納できました。
クレジットカードなど、プラスチック製カードだと15枚収納できました。
また、カードや名刺以外にもマチを利用して背胴側にカード、前身側に4つ折りにした千円札、そしてその間にコインも収納することができます。
お金やカードなど様々なものが、スマートフォンに収められる時代になりましたが、それでもなお、病院の診察券やポイントカードが実物のカードが必要なケースがあります。このようなケースでは、手持ちのカードまとめてARTHURに収納することでスッキリと持ち運びできます。ご紹介しておりますシェルコードバンARTHURは、現在、WILDSWANSの直営店である、銀座のWILDSWANS support&galleryとWILDSWANS Online Shopで販売中です。