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パイソン
アジアの熱帯地方
- パイソン
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全身にダイヤ型の鱗があることからダイヤモンドパイソンとも呼ばれている、アミメニシキヘビ(Python reticulatus)を原料としています。ツルツルな鱗に覆われている様子は爬虫類の特徴の一つで、背中側には細かい鱗、お腹側には大きめの鱗が広がっています。部位による鱗の形状の違いから、皮革にする際には腹側から開くか(フロントカット)、背側から開くか(バックカット)で印象が大きく異なります。
爬虫類の鱗は魚の鱗とは違い、皮膚と一体化して強靭なつくりをしています。折り曲がり部分が毛羽立ちのような状態になりますが、日常的な使用であれば剥がれてしまうことはまずありません。
- ケア方法
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ブラッシングや乾拭きを定期的に行い、革が自然に馴染んでいく様子をお楽しみください。
- 推奨ケア用品
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サフィール レプタイルクリーム(「艶のある爬虫類革用」クリームであれば代用可能です)
馬毛ブラシ
- ご注意点
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乾燥について
かさつきをお感じになられましたら、艶のある爬虫類革専用のクリーム(弊社ではサフィールのレプタイルクリームをお勧めしております。)をご使用下さい。 クリームをお塗り頂く前には馬毛ブラシなどで必ずホコリを落としてからご使用ください。またパイソンの場合、クリームが斑と斑の間にたまり易いため、クリームをお塗り頂いた後にも軽くブラッシングして頂くことで、クリームを偏りなくお塗り頂くことが出来ます。
また、鱗に対して逆側に強い力が加わると剥がれる恐れがあります。一旦こうなりますと、直す事は出来ません。水濡れについて
濡れた際はすぐに乾いた布で水気を拭き取り、陰干しをして下さい。(※ドライヤーや日光に当てるなどの急速乾燥は、革の風合いを損ねる原因となりますので、くれぐれも行わないようお願い致します)
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